コンセプト

市民と議員と議会のもやいなおし

conceptchart01「住みよいまちをつくっていきたい!」という思いはいっしょなのに、市民と議員、議会はお互い遠い存在。市民から見て議員ってなんとなく「エライ人」。ましてや議会なんて、まったく縁のないところ。いっぽう議員は、市民に議会を身近に感じてほしいと思っているのに、それがなかなか届かない。そして、議会ではそんな議員ひとりひとりも「数の論理」に埋もれてしまう。

少しずつずれていて、しっくりこないこの三者。どこかできちんと「もやい」(いっしょに仕事する関係)ができないかな。そんな「もやいなおし」の方法を考えていきたい………と、思ってはじめたのが、市民と議員の条例づくり交流会議in九州です。

見てるか?議会

市民と議員の条例づくり交流会議in九州は、これまで議会を「見る」をテーマに2回開催されました。2010年の第1回では「見える化・議会」として、議会報告会など、議会を市民に見えるようにする手法を探っていきました。つづいて2012年の第2回では「見えたか?議会」として、そうした新しい取組の成果によって、実際に議会が市民に見えるようになったのかを検証していきました。

でも、見る方向が「市民から議会」と一方通行では、市民と,議員と,議会が、いっしょに仕事をしていく「もやい」の関係にはなりません。「議会や議員から市民」を見る方向、つまり双方向性があってはじめて、そういった形になるのではないでしょうか。

そこで、3回目の今回は、「見てるか?議会」として、双方向の「見る」手法を、いろいろな面から探っていきたいと思います。「見てるか?議会」は、”市民が議会を”「見てるか?」だけではなく、”議会・議員が市民を”「見てるか?」という意味もかけています。

体験しよう!議論の場づくり ~見る、見られる、見えてくる~

市民、議員、議会が双方向で見合い、いっしょに仕事をしていく「もやい」の関係を築くために、今回の交流会議では 、実践ワークショップを主として、「議論の場づくり」を参加者の皆さんに体験していただきます。具体的には次のように進めていきます。

まず、法政大学の廣瀬克哉教授に、「自治体議会改革のこれまでとこれから」というテーマで基調講演をいただきます。つづいて実践報告として、市民が議会に対して議論の場づくりを働きかけた「志民大学」(福岡県志免町)、議会から市民へのアプローチ「糸島市民カフェ」「どこでも議員」(いずれも福岡県糸島市)、議会から市民への「議員と語ろう議会報告会」(福岡県大刀洗町)などの事例に学ぶ(コメンテイター:中尾修・東京財団研究員)ことで、皆さんに共通認識をもっていただきます。

そのあと参加の皆さんに、OST(オープン・スペース・テクノロジー)ほか、さまざまなワークショップ手法をつかって、議論の場づくりを体験していただきます。まず会場で数名(今回は事務局があらかじめ指名しておきます)の議員の皆さんが、「子育て支援」や「ゴミ問題」など、いくつかのテーマを掲げます。

そして参加の皆さんが、それぞれ興味・関心のあるテーマのところに集まり、議員同士が行う論点に関する対話を傍聴します(フィッシュボール)。もし対話の中で、どうも思っていたテーマとは違うようだと感じたら、別のグループに移ってかまいません。次に傍聴していた市民の皆さん同士で議員間対話の内容や進め方について対話を行います。今度は議員の皆さんは市民間対話を傍聴する側に回ります。それを受けて今度はいよいよ市民と議員がいっしょになっての対話を、自由にグループを変えながら行っていきます(ワールド・カフェ)。最後にワールド・カフェの内容を受けて議員同士で再度テーマに関して対話を行いますが、市民の皆さんはフィッシュボールで再び傍聴。最初の議員間対話に比べてどのように内容が深まっていったのかを確認していただきます。

おわりに再び全体会をひらき、「明日につなげるアクションの生み出し方」について、まとめていきたいと考えています。

このように短い時間ですが、参加の皆さんひとり一人が主体的に関わることにより、いろいろな課題解決に向けて、市民と議員と議会がともに考えていく、それぞれがその手法を会得していただく機会にしたいと思っています。ぜひふるってご参加ください。

 

 

 

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